スタートアップ企業の株式会社Gaika(東京・港区)が実施したクラウドファンディングが、2025年11月30日に終了し、支援者数112人、支援総額220万4,000円となりました。ファースト目標120万円とセカンド目標220万円をいずれも上回る結果で、10月16日から11月30日までの実施期間で目標金額を達成しました。
Gaikaは、日本が海外向けのデジタルサービス支払いで年間約6.5兆円の「デジタル赤字」を抱え、2035年には最大45兆円に拡大し得るとの試算に着目し、海外で価値を生み外貨を獲得する「外貨思考」を提唱しています。今回のクラウドファンディングは、この考え方を広め、日本の「稼ぐ構造」を見直す仲間づくりを目的として実施されました。
現在の主な事業は、オーストラリア・ブリスベンを拠点とした古着関連ビジネスです。世界の古着卸業者と現地店舗をつなぐ卸事業「J2A Vintage」と、古着回収ボックス設置や出張買取、ECサイト「EcoBe」での再販を組み合わせた循環型プロジェクト「EcoWear」を展開し、留学生やワーキングホリデー層の衣類ニーズにも対応しています。
今回集まった資金は、古着事業の運営強化、EcoWearの認知拡大とマーケティング、古着回収ボックスの増設と物流整備、海外市場向け新規事業の調査費用、「外貨思考」普及プロジェクトなどに充てられる計画です。外貨獲得の実例づくりにより、日本発のプロダクトやサービスの海外展開を目指す起業家層への波及効果にも注目が集まりそうです。
【クラウドファンディング情報】
実施期間:2025年10月16日〜11月30日
方式:All-in方式
支援総額:2,204,000円
支援者数:112名
source: PR TIMES
